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9月7日の「朝日地球環境フォーラム2009」(朝日新聞社主催)に出席した鳩山由紀夫。
温暖化ガス削減の中期目標について、「2020年までに1990年比25%削減をめざす」と表明。
これに対して産業界は猛反発。
「荒唐無稽もいいところだ」との声も。
さて、鳩山スピーチで重要な点はこの部分。
『すべての主要国の参加による意欲的な目標の合意が、我が国の国際社会への約束の「前提」となります。』
つまり、米国や中国、インドも含めた主要国による国際合意が「前提」と釘を刺したわけです。
この肝心要の前提がこの先どうなるかわからない。
北極や南極のすべての氷が溶ける前に、地球温暖化問題自体が消えてなくなる可能性だってある。
その理由を説明しましょう。
まずは画像上のグラフ「世界全体のCO2排出量(2006年)」から。
全世界のCO2排出量は280億トン。
この内、1位の米国が20.3%、2位の中国が20.2%を占めている。
すでに1位と2位が入れ替わっている可能性があるが、いずれにせよ米中2国で4割突破。
しかも、CO2排出大国である米中はいまだに温室効果ガス削減に消極的。
その理由は4月にも紹介した画像下のギャラップ世論調査を見れば明らか。
ここには地球温暖化が人間活動の結果であると答えた人の割合が記されている。
米国はたったの49%、中国とて58%に過ぎない。
すでに本ブログでお伝えしたように、人為的地球温暖化説を支持する米国主流の白人福音派プロテスタントはなんと34%のみとの世論調査結果もある。
韓国の92%、日本の91%とは雲泥の差。
ここで冷静に考えてみましょう。
国民の半数近くが人為的地球温暖化説を疑っているのに、意欲的な目標の合意なんてできるのでしょうか。
オバマがいくら頑張っても限界がある。核廃絶とまったく同じ構図。
毎日新聞は社説で「米中動かす戦略も大事」と書いている。
全米各地の教会を訪れて、地球温暖化教への改宗を説いて回れということか。
産経抄は『鳩山新首相が米中両国を説得し、かつ画期的な新技術が開発されて、目標を達成する可能性はゼロではない。そのときは小欄も「へ、へー」と音羽の鳩山御殿で平伏するつもりでいる。』と見事にからかっている。
胡散臭いと思いつつ、みんなで渡れば怖くない。
みんなが渡ってくれれば、先行メリットもあるだろう。
しかし、現状日本はチンドン屋。
人為的地球温暖化説を疑っている人たちからすれば、地球温暖化カルト集団に見えているのかも。
今日もまた本ブログは皆さんに問いかける。
人為的地球温暖化説を信じ込んでいる韓国人や日本人も異常だと思いませんか?
日本の常識が世界の常識ではないということだけは、肝に銘じておくべきです。
<画像引用>
世界全体の CO 排出量 (2006年)
[URL]
Views on Global Warming Relate to Energy Efficiency
[URL]
[URL]
<関連記事>
民主・鳩山代表のスピーチ全文 地球環境フォーラム
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社説:25%削減目標 米中動かす戦略も大事
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【産経抄】9月9日
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エヴァンゲリオンの地球温暖化問題殲滅計画
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