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４月１７日、米環境保護局（ＥＰＡ）は二酸化炭素（ＣＯ２）などの温室効果ガスが公衆衛生と福祉を脅かす汚染物質だと正式認定。

この問題でもオバマ政権は温室効果ガス規制に一貫して反対してきたブッシュ前政権との違いを見せつけたわけですが、冷ややかに見ている集団がいます。

その集団とは白人福音派プロテスタントの人たちのこと。

４月１６日に公開されたピュー・リサーチ・センターの世論調査（画像参照）。
白人福音派プロテスタントの人たちはこう答えています。（　）内は米国人全体

・地球温暖化が本当であるとの動かぬ証拠がある・・・５８％（６１％）
→この内、地球温暖化が人間の活動に起因していると回答した人・・・３４％（４７％）

・地球温暖化が本当であるとの動かぬ証拠などない・・・３１％（２１％）

人為的地球温暖化を認めている白人福音派は他の教派と比べて最低数値。
地球温暖化なんて嘘っぱちだと思っている白人福音派はダントツの１等賞。

いかに白人福音派プロテスタントの人たちが地球温暖化を疑っているかがわかります。

この背景には旧約聖書の「創世記」が影響していることを昨年７月に指摘しました。
この創世記に依拠した“We Get It!”を合言葉に地球温暖化懐疑論を展開する福音派グループも登場。

白人福音派プロテスタントの人たちからすれば、地球温暖化対策を推進するオバマはクリスチャンにあらず。
「オバマはやっぱりムスリム（イスラム教徒）だ」などというレッテル貼りが行われる可能性も。

実際、ピュー・リサーチ・センターが４月１日に公開した世論調査は驚きの結果。
オバマ自身はプロテスタントだと表明しているにも関わらず、
白人福音派プロテスタントの５人に1人（１９％）がオバマをムスリムだと思っているとのこと。

エヴァンゲリオンの地球温暖化問題殲滅計画。
そのターゲットはオバマに絞られてきたようです。
イラク戦争の時のように暴走しなければいいのですが・・・。


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Faith in Global Warming（画像引用）
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No Decline in Belief That Obama is a Muslim（画像引用）
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WeGetIt_org - Caring for the Environment and the Poor, Biblically（画像引用）
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The WeGetIt.org Declaration
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WeGetIt_org - Partners and Endorsements
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