キャメロン英首相訪印:おフランスの「ラファール」に負けてなるものか − 「ユーロファイター」プロモーターが大企業団引き連れインド上陸
2013-02-19


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キャメロン英首相がインド訪問、100社余りの英企業代表が随行
2013年 02月 18日 20:00 JST
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 [ムンバイ 18日 ロイター] キャメロン英首相は18日インドに到着した。首相として2度目のインド訪問となり、英企業100社余りの代表らとともに、ムンバイとニューデリーを訪問する。

 フランスは戦闘機「ラファール」126機のインドへの売却で協議を進めており、フランスのオランド大統領も数日前にインドを訪問している。キャメロン首相は訪印中に、英国も製造に携わる「ユーロファイター」ジェット機について、インドがフランスとの案件を見直す場合には、引き続き魅力的な選択肢になるとインド政府に伝えるとみられている。

 キャメロン首相とともにインドを訪問している企業は、BP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)、BAEシステムズ(BAES.L: 株価, 企業情報, レポート)、HSBC、ロイズ・バンキング・グループ、ロンドン証券取引所(LSE)(LSE.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロールス・ロイス(RR.L: 株価, 企業情報, レポート)、スタンダード・チャータード(スタンチャート)銀行(STAN.L: 株価, 企業情報, レポート)など。


英首相が訪印、英企業100社余りが随行−通商関係を強化へ
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2月18日(ブルームバーグ):キャメロン英首相はインドとの通商関係強化を目指し、過去最大の企業代表団とともに3日間の日程でインドを訪問する。

同首相は英企業100社余りの代表らとともに18日にムンバイ入りした。今回の訪問は2017年までにインド国内に英政府出資の貿易事務所網を構築する布石を打つもので、キャメロン首相は手始めとしてビジネス関係者向けのビザ発給規定を緩和し、事務手続きに要する日数を現行の約3日間から1日に短縮する方針を表明した。

インド当局がフランスのダッソー・アビアシオン から次期戦闘機「ラファール」126機の購入に関して協議を続ける中、キャメロン首相は英BAEシステムズ が製造する「ユーロファイター・タイフーン」にインドの関心を再び引き付けたい考え。英首相府は今月15日、インドへのユーロファイター売却に望みを捨てていないとの見解を示した。今月14−15日のオランド仏大統領のインド公式訪問時には、ラファールに関する契約は実現しなかった。

今回のキャメロン首相訪問中に、英インターコンチネンタル・ホテルズ・グループとブリット・ヘルスケア、インドのアショック・レイランドなどの企業が商談について発表する見通し。


英国がインドに大型投資 首相表明、電力や道路整備で
2013/2/18 23:48
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 【ニューデリー=岩城聡】インド訪問中のキャメロン英首相は18日、西部の商都ムンバイで講演し、商業都市ムンバイとIT(情報技術)開発拠点のバンガロールを結ぶ産業ベルト地帯の実現へ、電力や道路などのインフラ整備に積極投資する考えを示した。新興国の筆頭格であるインドと貿易や投資面で「特別な関係」(同首相)を築き、成長力の強化を狙う。

 ムンバイとバンガロール間は約1000キロ離れている。キャメロン氏は2都市を結ぶ産業大動脈に沿って進める電力や道路などのインフラ整備に、英国として約250億ドル(約2兆3500億円)の投資機会があると表明。地域開発への協力姿勢を強調した。

 「インドは今世紀における主要国の一つになる。我々はそのパートナーになりたい」とも力説。「とりわけ保険、銀行などの分野で外国直接投資が拡大できるようインド経済を開放すべきだ」と訴えて、外資導入の拡大へ印政府による開放政策の加速を要請した。


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