大阪維新の会を動かしているのは安倍内閣を支えたブレーンたち、それは安倍再登板を夢見る人たち
2012-05-04


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「もともと自民党員だった松井氏の民主党嫌いは、大阪では有名な話」と書いちゃった日経さん。

日経さんもここまで書くなら、はっきりとこう書けばいいのに。

「維新の知恵袋である浅田均も自民党員だった」と。

「大阪維新の会を動かしているのは安倍内閣を支えたブレーンたち」だと。

それは「安倍再登板を夢見る人たち」だと。


▼登場人物

松井一郎、橋下徹

自民党の松浪健太、西村康稔、民主党の松野頼久、みんなの党の小熊慎司

自民党の安倍晋三元首相とは4月に2回も会談

4月13日は浅田均政調会長が同席

4月24日は安倍、橋下、松井会談 「エネルギー問題で意見交換」


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新党準備か、松井知事始動 他党連携は橋下氏と温度差も
維新の研究
2012/5/3 7:00
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 ポンポンと歯切れの良い言動で耳目を集める地域政党「大阪維新の会」代表、橋下徹大阪市長に比べ、地味とされる維新幹事長の松井一郎大阪府知事。そんな松井氏が、次期衆院選での候補者擁立や他党との連携に向け、水面下で動き始めた。

 4月19日夜、松井氏は東京・新橋の割烹(かっぽう)料理店で、道州制実現に積極的な与野党の国会議員ら約10人と向き合った。メンバーは、自民党の松浪健太、西村康稔衆院議員、民主党の松野頼久元官房副長官、みんなの党の小熊慎司参院議員ら。会談について松井氏は、維新が掲げる大阪都構想実現に必要な地方自治法改正案の策定に、松浪氏らが奔走してくれたことを受けての「懇親会」と語る一方で、内容については明らかにしておらず、周辺では臆測が飛び交う。

 「いよいよ松井さんは新党結成の準備に入ったな」。ある維新府議は、松浪氏らとの会談の背景を解説する。維新が次期衆院選で目標としている300人の候補者擁立を実現するには、所属国会議員5人以上という公職選挙法の政党要件を満たして、小選挙区と比例代表との重複立候補を可能とするのが手堅い道筋。維新は現在、国政政党としての要件を満たしておらず、政治団体として扱われる。そこで松井氏は、衆院解散後すぐさま国政政党に所属する国会議員を引き抜き、維新の分身になる新党を設立する地ならしに入ったというのだ。

 松井氏には“前科”がある。2009年4月当時、自民所属の大阪府議だった松井氏は同志5人とともに自民府議団を離れ、府議会に新会派「自民党・維新の会」を設立。府知事だった橋下氏との太いパイプをテコに、翌年の統一地方選に向け、選挙基盤の弱い府議を含め20人以上を引き抜いて現在の維新を立ち上げた。引き抜かれた当事者である維新府議は語る。「あのときと一緒じゃないか」

 一方、松井氏は大物議員との接触も重ねている。中でも、自民党の安倍晋三元首相とは4月に2回も会談している。1回目は4月13日に都内のワインバーで、同席者によると、衆院解散の時期など、政局をめぐっても意見交換したという。24日朝には橋下氏も交え、都内のホテルで朝食を共にした。松井氏は25日の記者会見で前日の安倍氏との会談について「エネルギー問題とか政策の中身について安倍先生のお考えを聞かせていただいた」とだけ述べた。

 福井県の大飯原発の再稼働手続きを巡り、橋下氏が「民主党政権には変わってもらう」と対決姿勢を鮮明にしていた時期だけに、松井氏と安倍氏との2度の会談は維新と自民の接近を連想させる。

 しかし、選挙協力など具体的な連携となると一筋縄ではゆきそうにない。政党支持率が停滞する自民党からすると、関西圏を中心に高い人気を誇る維新との連携は魅力的に映るかもしれないが、維新側には次期衆院選を前に「大政党と妥協したというイメージはマイナス」(幹部)との思惑があるからだ。


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