小沢に続いて暴走始めた鳩山・菅のタタリガミ・トリオ
2011-06-04


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最近、民主党関係者とお付き合いが増えてきた私。彼らとお話をしていると民主党の内部事情も見えてくる。そんな私ですら、国民、特に被災者の方々の気持ちを想って発言を控えてきたことがある。そのことをなんと前首相の鳩山由紀夫が語ってしまった。

「党内の7、8割が『菅首相には辞めてほしい』と思っている」

鳩山の口から飛び出したこの一言。しかも、これは図星。今や8割を軽く突破している可能性もある。菅を支えてきた前原グループや野田グループなどの主流派でも、その多くが「菅では無理」と本音では思っている。これが民主党の実情。

党内の7、8割が辞めてほしいと思っている菅首相。こんな状態で大震災の復旧・復興、原子力事故収束が進むものか。被災者の方々の気持ちを想うと胸が苦しくなる。

言わなくてもいいことまで口にする鳩山もタタリガミ。見苦しいほどに、醜いほどに、政権という宝物に執着する菅もまたタタリガミ。小沢に続いて暴走始めた鳩山・菅のタタリガミ・トリオ。そして今、タタリガミ同士の罵り合いまで勃発。被災者置き去りの政争で政治不信増幅必至。

タタリガミ・トリオの中で一番厄介なのはやはり元祖・小沢一郎とその仲間たち。自民の長老にしか相手にされない政界のお荷物的存在に成り下がった小沢。ダンカイ星人はもうこりごりと、比較的まともな民主・自民の中堅・若手の連携を企てようにも小沢グループが邪魔をする。これでは前に進まない。

いよいよ日本が溶けてゆく。タタリガミたちの暴走の爪痕だけが残るのか。


<関連記事引用>

「菅はペテン師!」人間としてあるまじき…鳩山“内幕”暴露 (画像引用)
2011.06.03
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 菅直人首相の醜い本性があらわになった。内閣不信任決議案可決を回避するため、鳩山由紀夫前首相と“合意”したはずの退陣時期をずっと先延ばしする気なのだ。まさに「退陣詐欺」であり、前代未聞の「詐欺首相」といえる。その菅首相にだまされた格好の鳩山氏は3日午前、夕刊フジの独占インタビューに応じ、「ペテン師」「男として、人間として、あるまじき態度」「国難を乗り切れない」と吐き捨てた。対決姿勢を明確にした鳩山氏は今後、菅首相の早期退陣を目指して動くという。

 ――菅首相は2日夜の記者会見で、来年1月までの続投を示唆した

 「とんでもない話だ。私は記者会見を見ておらず、同僚議員や記者から電話で聞いたが、あきれてものが言えなかった。東日本大震災や福島第1原発事故を抱える国難の時に、さらに国政を混乱させる気なのか」

 ――「俺は辞める気はない」と周囲に語ったとの報道もある

 「代議士会で、辞めると言ったではないか。退陣時期をはっきり言わなかったので、私がその後、確認文書の、(1)復興基本法の成立(2)第2次補正予算案編成のメドがついた段階での退陣−を披露した。菅首相も否定しなかった。不信任案採決直前だったので黙っていたとすれば、男として、人間として、あるまじき態度だ」

 ――確認文書を交わした経緯は

 「党内の7、8割が『菅首相には辞めてほしい』と思っている。ただ、野党提出の不信任案に賛成することに、多くの議員が逡巡していた。党内で結論を出すべきと、菅首相に近い北沢俊美防衛相と、私の信頼する平野博文元官房長官で『退陣による収拾策』を話し合ってもらっていた」

 ――直接会談の中身は

 「2日午前、官邸から『文書ができたので来てほしい』と呼ばれた。確認文書は、退陣の意義と時期を記したもの。第2次補正予算案編成のメドがついた段階とは、常識的に6月末ごろだ。私は『身を捨てて国民を救ってくれ』といい、菅首相は何度も『結構だ』と言った」


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