毎日新聞の「失われなかった10年」論
2009-02-23


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あの時は日本のことをボロクソに言ってたのに、
今や「失われた10年」突入を恐れてビビリまくっている米国。

この米国に対して「いひひひひ」との想いは正直あったりする(素)

また、日本の「失われた10年」も先進国の中で成長神話の限界を真っ先に経験しただけ。
結局失われるべくして失われたのではないかと思ったりもします。

もしそうだとしたら、米国とて「失われた10年」に突入する可能性もある。

また、毎日記事でも登場しているリチャード・クー氏が言うように、
「戦争なしで恐慌を回避したのは日本だけ」という点は堂々と誇ってもよい。

もしそうだとしたら、米国が一極体制確立&強化のための「戦争ガラガラポン」を狙って、
世界恐慌を引き起こす可能性もあったりして・・・。
これを「ポール・クルーグマン・シナリオ」とでも名付けましょうか(笑)

それでもですよ。
毎日さんの「失われなかった10年」論はちょいと行き過ぎではないかと。
クーさんも「失われなかった」まで行くとビックリ仰天かも。

さて、大和総研は本ブログでも昨年9月に紹介したロゴフ&ラインハート論文を参考にしながら、
「危機はいつまで続くのか ―戦後の金融危機から学ぶ―」と題するレポートを発表。

このレポートでは、『アメリカは「失われた十年」にはならない』と予測(私もそう思う)。
「世界の多くの金融危機のうち、失われた十年になったのは日本だけだから」と締めくくっています。

このレポートから今流行の「スウェーデン・モデル」も画像化しておきました。


<関連記事>

失われなかった10年=潮田道夫
[URL]

危機はいつまで続くのか ―戦後の金融危機から学ぶ―(画像引用)
[URL]


<必読!麻生応援団のリチャード・クーによるマスコミ批判>

【聖杯は何処に】日本の経験伝え恐慌防げ 野村総研チーフエコノミスト リチャード・クー
[URL]
[JAPAN]
[US]

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