隠された「16.3兆ポンド」というブラックホール
2009-02-21


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中川昭一前財務相のワイン昼食会に「読売美人記者」が同席。
このときの様子を独占的に伝える特権があるはずの読売新聞ですが、なぜかほとんど沈黙。
しかも、不思議なことに読売はホームページからこの女性記者のプロフィールを削除。

「読売美人記者」こと越前谷知子さんは行方不明。
「ナベが知子を神隠し」状態になっているのでしょうか。

この問題をめぐって、今や日本ではネット上やスポーツ紙で大賑わい。

時節柄、不思議な出来事が連続するもの。
今はまさに100年に1度あるかないかの経済危機の真っ只中。
たまには世界にも目を向けてみましょう。

今話題を集めているのが、
英テレグラフのホームページに掲載されたブルーノ・ウォーターフィールド氏の記事。
世界を揺るがす最重要箇所が削除されるという事態に。
肝心な部分が行方不明になっているのです。

ここに貼り付けた画像は変更後のもの。
よって、今皆さんが読むことができるのはこの内容だということです。

・現在の記事タイトル
European bank bail-out could push EU into crisis

右側サイドバーの赤下線部分に注目。
「'Toxic' EU bank assets total £16.3 trillion」となっています。
このリンク先に飛んでも該当記事が出てこない。

・この記事のURLに暗号が記されています。
おそらく元の記事の内容が反映されているのでしょう。

[URL]

European banks may need £16.3 trillion bail-out, EC document warns ...

“16.3兆ポンド”という衝撃。
ECドキュメントはヨーロッパの銀行の救済に2180兆円が必要になるかもしれないと警告したのです。

このドキュメントは17ページのシークレット文書。
配布されたのは、2月10日にブリュッセルで行われた欧州連合財務相会合の場。

ダーリング英財務相などが出席したこの財務相会合は、
2月14日の先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)に向けて行われていたのです。

この先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)終了後の記者会見で、
大失態を演じてしまったのが中川前財務相。

中川前財務相はこのG7会議でIMFへの最大1000億ドル(約9兆円)の融資契約に署名。
そもそもIMF支援を進めていたのが、麻生&中川コンビでした。

おそらく約2180兆円の衝撃に、
日本の9兆円も中川前財務相も完全に飲み込まれてしまったのでしょう。

この約2180兆円が事実だとすれば、もはやIMF資金も完全枯渇。
しかもこれはEUだけの数字。世界規模で考えれば、どこまで膨らむのやら。

ぽっかりと開いた巨大な「16.3兆ポンド」というブラックホール。
この存在を知れば、誰だって飲まずにはいられない。

そして、中川前財務相は足元フラフラのまま麻生ゆかりのサン・ピエトロ大聖堂で神頼み。
サン・ピエトロ大聖堂はカトリックの総本山。

今起こっていることは、すべてつながっています。

米国は共和党から民主党へ。そしてCIAの存在。
ロシア苦し紛れの東方拡大。そしてKGBの存在。
ヒラリー・クリントン国務長官の来日とヒラリー・小沢会談。
カトリック信徒の麻生首相&米共和党好みの小泉元首相の同時期ロシア訪問。
郵政民営化見直し論と「かんぽの宿」。
(日本郵政を隠語で「ROME(ローマ)」とする文書発覚)
読売グループとCIAの因縁もある。
そして、米国プロテスタントとEU内カトリックの駆け引きも気になるところ。

点と点をつなげていけば、
巨大なブラックホールを前にした愚かな縄張り争いまで見えてきます。


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