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創設者のプリシラ・エルワーズィ博士(写真)も当然クエーカーで、
核兵器廃絶や武器輸出の削減・規制、紛争の平和的な解決に関する著名な研究者です。
ただし、時間がなかったためか今回の年次報告書の見方は少し甘い。
私は暴力的・社会的な動きが頻発するのは米国国内と見ています。
なぜならオバマに期待が高まる分だけ、その反動が怖い。
大きな期待が失望へと変わり、怒りになることもある。
ここで、昨日「日本にとって極めて重要な人物」として紹介したナンシー・ペロシにも加わっていただきましょう。
ペロシは今年9月に行われた第7回主要8カ国下院議長会議(議長サミット)のために来日していました。
この会議が行われたのは広島。
議長会議に先立ち、ペロシは参加各国の議長らとともに原爆慰霊碑に献花します(写真)。
あくまでも米国憲法の規定ですが、下院議長といえば、大統領と副大統領の職務執行が不可能なら国家元首の役割を担う「ナンバー3」にあたります。
ペロシは広島を訪れた現職の米国要人としては最高位となったということ。
これは情けないことですよね。
このペロシはカトリック信徒。
1981年10月、47歳の誕生日を前にした美智子皇后陛下(当時まだ皇太子妃)の発言が思い出されます。
「ローマ法王が日本にいらして、広島で捧げられた平和の祈りが強く印象に残っています。とくにその中で、法王が『それ(平和の祈り)は人々が武器と戦争に頼る時、苦しむすべての子供達の声だからです』とおっしゃって、平和を祈られたことは忘れられません。」
今広島の学生たちは「オバマ招聘プロジェクト」を立ち上げて頑張っているそうです。
私の方は、今のうちに広島・長崎を見せておきたい連中を毎年10名程度召喚することを考えています。
まずはチェイニーとキリスト教右派の指導者たちですね(爆)
これを明日提案する予定です。
<関連サイト>
Oxford Research Group
[URL]
The Tipping Point? ORG International Security Report 2008
[URL]
第20回庭野平和賞が英国のP・エルワーズィ博士に決まる
[URL]
G8下院議長ら、被爆体験聞き献花 広島でサミット開会
[URL]
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