「アラブの春」から「ロシアの冬」へ?、ロシア各地で「反プーチン」12万人デモ〓、2012年は今年以上に大荒れか
2011-12-25






Raw Video: Anti-Putin Protests Draw Thousands
https://www.youtube.com/watch?v=CB-FktJS-rc


「アラブの春」に続く新たなネタを探し求める欧米メディア。
それに呼応したかのようなロシアの大規模デモ。
案の定、それを「ロシアの冬」と呼ぶ声も。

それは本物の「ロシアの冬」になるのか。
さらに続くは北朝鮮か、中国か。

そんなことなど起こり得ないととてもとても言い切れない2012年がすぐそこに。
2012年は想定外など通じない大荒れの年になるだろう。


<関連記事引用>

「12万人」反政府デモ=プーチン氏退陣要求−「ロシアの冬」下院選で抗議
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2011122400293

 【モスクワ時事】ロシアの首都モスクワで24日、先の下院選での不正行為疑惑に抗議する反政府デモが行われた。数万人が集結した10日以来の大規模デモで、交流サイト(SNS)「フェイスブック」などで呼び掛けられ、主要メディアによると、参加者は主催者発表で約12万人に達した。

 来年3月の大統領選に出馬し、長期政権を狙うプーチン首相(59)の退陣も訴えており、中東の民衆運動「アラブの春」を踏まえて「ロシアの冬」と呼ばれ始めている。デモがさらに拡大すればプーチン氏にとって深刻な脅威となりそうだ。

 発起人の一人である著名ブロガーのナバリヌイ氏は参加者に「次回はモスクワを100万人で埋めよう」と檄(げき)を飛ばした。メドベージェフ大統領を批判して更迭されたクドリン前財務相も姿を見せ、中央選管幹部の辞任や下院選のやり直しを求めた。

 デモはモスクワのほか、極東ウラジオストクから最西端カリーニングラードまで全土に広がり、拘束者も出た。前回はデモ終了まで報道を控えた国営テレビは、開始直後からトップニュースで報道した。(2011/12/24-23:06)



2012年の世界は今年以上に「大荒れ」か、欧州と中東に火種
2011年 12月 23日 11:01 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE7BM00A20111223/

[ロンドン 15日 ロイター] 古代マヤ文明は2012年に世界が終わりを迎えると「予言」し、それに基づいた終末論も、年末年始の読み物として書店には数多く積まれている。世界終末論は別にしても、来年は恐らく、今年と同じぐらい「大荒れの年」にはなりそうだ。

2012年は米国とロシアとフランスで大統領選が行われ、中国ではポスト胡錦濤体制が始動する。欧州はソブリン危機の不透明感が晴れず、民主化の波を受けた中東は政治的動揺が続き、経済の悪化は世界各地でデモなどの混乱を引き起こす可能性がある。足元では、ユーロをめぐる不安が根強く、核開発を続けるイランをイスラエルが軍事攻撃するとの懸念も残ったままだ。

リーマンショックから3年以上が過ぎたが、食品価格の上昇から先進国の景気悪化まで、2011年は経済的問題が政治家たちの話題の中心だった。経済がさらに悪化すれば、国内政治でも国際政治でも、不透明感やこう着感、衝突や対立が深まることは避けられないだろう。

ロンドンを拠点とするコンサルティング会社コントロール・リスクスの世界問題アナリスト、ジョナサン・ウッド氏は「(状況は)好転する前に暗転する。今年起きた出来事を振り返っても、何一つ解決には至っておらず、経済問題の多くは依然膨張している」と述べた。

世界は強いリーダシップを必要としているが、多くのアナリストは、大統領選や指導者交代を控える国では、政治的に行き詰まるリスクが高いと指摘する。米議会の超党派委員会が財政赤字削減策について合意できなかったことは、多くの国でも同様の問題が起こることの前兆かもしれない。


続きを読む

[EU]
[JAPAN]
[US]
[中国]
[北朝鮮]
[2012年問題]
[ロシア]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット