商売上手なプーチンが語りそうな冷戦含みの二極構造安定論
2011-09-02


禺画像]


上品な連中は多極と騒ぐが、多極の多とはどこを指すのか。
そもそも多極化は世界に安定をもたらすのか。平和につながるものなのか。

多極の一角を担うとされたEUの現状はどうなんだ。
EUの存在そのものが多極化実験の一面も。その結果は見るも無残ではないか。

多極ではなく二極が望ましいのだ。
G2ではなくCW2。冷戦含みの二極構造こそが世界に安定をもたらす。

このいいタイミングで中国が台頭。この中国を使わずにどうする。
ソ連ほどのパワーがあるとは思えないが、うまくやれば10年や20年は持つだろう。

頼りない中国のために我々ロシアが冷戦ゲームの指南役に。
その間、存分に儲けさせていただこう。

中露中立条約を結んでやってもいいぞ。
そしてまた最後の最後に裏切ってやる。

その時はミニ中国に向けた解体方法もアドバイスしてやろう。


<画像引用>

this dragon is DOMINATING king kong.
[URL]


<関連記事引用>

新興国で戦闘機の大量導入相次ぐ 軍事バランス変化の懸念も
2011/9/2 1:26
[URL]

 経済成長が続く新興国で新型戦闘機を100機以上と大量に導入する計画が相次ぎ、財政難から自国向け販売が伸びない米欧メーカーが契約獲得へしのぎを削っている。開発・製造を継続しないと戦闘機に関わる技術力を維持できないため、先進国は自国の防衛産業の基盤を維持する目的で新興国向けの輸出を奨励。大型商談の成約が続けば、世界の軍事バランスにも変化を及ぼしそうだ。

 「初めての実戦参加」――。6月下旬に開かれた世界最大級の航空機見本市「パリ航空ショー」などで、世界の防衛大手は似た宣伝文句を使っている。国連安全保障理事会の決議に基づいて3月に始まった対リビア軍事作戦では、初めて実戦を経験する戦闘機が相次いだ。

対リビアに投入

 英軍は、英BAEシステムズなど英独伊スペイン4社が共同開発したユーロファイター(輸出仕様の名称はタイフーン)を警戒監視飛行で使用。米軍は空母艦載機である米ボーイング製のFA18Gグラウラーを対地攻撃に投入した。

 米国は今回の作戦で空母を出動させなかったが、なぜか艦載機だけを派遣する奇妙な形をとった。多国籍軍に空軍を派遣した例がほとんどないスウェーデンが突如として、自国の防衛大手サーブ製のJAS39グリペンを作戦に参加させたのも目を引いた。

 各国が自国製戦闘機の実戦への初参加にこだわったのには理由がある。ブラジルやインドなど新興国が相次いで空軍の主力戦闘機を100機以上更新する計画を持ち、欧米各国の戦闘機はその候補となっている。世界の武器商戦では、「コンバット・プルーブン(実戦で使えた)」という事実が極めて有効なセールスポイントとなるのだ。

先進国は財政難

 かつては新型戦闘機の主な買い手は資金力のある先進国だったが、近年の財政悪化に伴う防衛費圧縮で戦闘機の調達を削減・中止する国が続出。欧米メーカーにとっては新興国の大型案件はぜひとも受注したいところだ。米欧の政府も自国の防衛産業の基盤を維持するため輸出を奨励し、サルコジ仏大統領やメルケル独首相が新興国との首脳会談でトップセールスした例もある。

 フランスは仏ダッソー製戦闘機のミラージュを購入したカタール空軍がリビア作戦で初の実戦を経験した際、不慣れなカタール部隊を支援するため、警戒飛行任務を仏空軍が共同で行う「付き添い役」を買って出た。顧客への「アフターサービス」の手厚さを強調したのも、ブラジルやインドなどの戦闘機商戦を意識した動きだ。


続きを読む

[EU]
[JAPAN]
[US]
[中国]
[地政学]
[インド]
[ロシア]

コメント(全2件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット