復興支援のお手本を示したトヨタさん、ご迷惑でなければ菅直人を一から叩き直して欲しい
2011-07-16




今朝の日経1面を読みながら、実はウルウル。
復興支援のお手本を示したトヨタに感謝感激。
日本を支える民力、ここに健在。

「歴史上、自国で強さを失った自動車メーカーに世界制覇はできない」
トヨタ幹部のこの言葉は、日本の経営者たちの迷いを吹き飛ばしてくれるだろう。

薄っぺらい脱原発を語る連中に最低5年の企業研修を提案した私。
トヨタに頼み込んで、モノづくりの現場で汗を流すのもいいだろう。

真っ先に行くべきは菅直人。
お遍路よりはるかに勉強になるはず。

現場で汗を流しながら、軽々しく「雇用、雇用」と叫んでいた己を恥じるが良い。
本物の「やめない哲学」を学ぶが良い。


<関連記事引用>

▼ 宮城のエンジン新工場、トヨタ、建設再開、東北に集積、生産効率化。
2011/07/16 日本経済新聞 朝刊

 トヨタ自動車は宮城県に小型乗用車向けエンジンの新工場を建設する。2012年中にもエンジン組み立てを始め、数年後には年30万基程度を部品から一貫生産できる体制を築く。トヨタは08年に同県でエンジン工場建設を決めたが、金融危機後の需要急減で計画を凍結していた。完成車生産が拡大する東北に基幹部品を集積させ効率を向上、円高下でも小型車の国際競争力を高める。

 トヨタのエンジン工場は国内5カ所目で、東北では初。部品生産子会社のトヨタ自動車東北(宮城県大和町)が建設する。今秋にも自社工場に併設して着工し、年10万基程度の組み立て能力を持つ工場とする。投資額は約30億円を見込む。

 さらに数年をかけ工場を増設。年30万基程度に生産能力を増強するとともに、部品から一貫生産できる設備を導入する。最終的な設備投資額は300億〜400億円に達するとみられる。

 東北には車両生産子会社である関東自動車工業の岩手工場(岩手県金ケ崎町)、セントラル自動車の宮城工場(宮城県大衡村)があり、生産したエンジンは両工場向けに供給する。関東自で生産を計画する新型の小型ハイブリッド車向けエンジンも生産する。

 トヨタは13日に国内の生産再編計画を発表した。主力生産拠点と位置付ける東北では関東自をトヨタの完全子会社としたうえでセントラル、トヨタ東北と合併させる。エンジン工場新設で新会社は基幹部品から完成車までを統合して手掛ける体制ができる。従来はエンジンを中部地方から輸送していたが、今後は物流費を削減したり、完成車生産と連動させて中間在庫を減らしたりして生産コストを引き下げる。

 円高定着や電力不足など逆風が強まる中でも、トヨタは国内生産300万台を維持する方針。エンジン新工場への大型投資を通じ、雇用にも一定の好影響を与えそうだ。


▼ トヨタは日本に残れるか――国内生産死守へ子会社再編(NewsEdge)2011/07/14 日経産業新聞

円高・電力不足・環境対策… 部品から車体まで一貫 効率化に磨き

 トヨタ自動車は13日、国内生産体制の見直しを発表した。東北地方に生産拠点を持つ3子会社を合併させ、トヨタ車体を完全子会社化する。記者会見で豊田章男社長は「国内生産300万台を維持するための前向きな施策」と強調した。国内生産確保の旗印を掲げ続ける“やめない哲学”。その哲学を守るために、長年議論されてきた車体メーカー再編という最後のカードを切った。トヨタは日本に残れるだろうか。(関連記事14面に)

 名古屋市内で開かれた13日の記者会見。豊田社長やグループ会社社長など6人が団結を意識して手を前に差し出し、記念撮影に収まっていた。新たなスタートを切ることが決まった晴れの場だが、豊田社長の表情から硬さが消えない。カメラマンから「もっと笑顔で」と促されたほどだった。

 「『日本のモノづくり』強化に向けた新体制」のテーマで発表された具体策は、グループ企業再編だった。


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