放射性物質、ついに海へ
2011-03-22




<関連記事引用>

海水からも放射性物質を確認
3月22日 3時29分
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東京電力が、福島第一原子力発電所近くの海水を調べた結果、国の基準を上回る放射性ヨウ素や放射性セシウムなどが含まれていることが分かりました。東京電力は、福島県などに報告するとともに、放射性物質が広がっていないか、範囲を広げて調査することにしています。

東京電力は、21日午後2時半に、福島第一原発で施設からの水を流し出す「放水口」の南100メートルの地点で、海水に含まれる放射性物質を調査しました。その結果、▽放射性ヨウ素131が法律で決められた基準値の126.7倍の濃度で検出されたほか、▽放射性セシウム134が24.8倍、▽放射性セシウム137が16.5倍の濃度で検出されました。また、▽国の基準値を下回る放射性コバルト58が検出されました。

基準値は、国民が飲む平均的な量を1年間毎日飲み続けると、一般の人が1年間に浴びても差し支えないとされる1ミリシーベルトに相当する濃度を示しているということです。東京電力は、「1か所だけでの調査で海域全体や魚介類への影響はまだ評価できない」として福島県などに報告するとともに、放射性物質が広がっていないか、今後範囲を広げて調査することにしています。


福島第1原発、海水から基準上回る放射性物質
放水口付近 2011/3/22 2:48
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 東京電力は22日、福島第1原子力発電所の放水口付近で21日、放射性物質が検出され、原子力安全・保安院と福島県に連絡したと発表した。今回の事故で海水から放射性物質が検出されたのは初めて。

 規則で定められた値を上回ったのは放射性ヨウ素とセシウム。水産物や漁業への影響は「まだ評価できない」とし、速やかに調査するとしている。東電は22日朝に再度、同じ場所でサンプリング調査を実施する。また、福島第2原発についても同様の調査を実施する。

 東電は「空気中の放射性物質が降雨などの影響で海に落ちたか、原子炉への放水が排水として海に流れた可能性がある」と説明している。


Radioactive substances found in sea water
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Radioactive substances have been detected in sea water samples taken near the Fukushima Daiichi nuclear power plant.

Tokyo Electric Power Company checked the amount in a bucket of water that was taken from an area 100 meters south of the plant water outlet on Monday afternoon.

It said the water contained higher levels of radioactive materials. Iodine 131 was 126.7 times higher than the legal level, cesium 134 was 24.8 higher, and cesium 137 was 16.5 times higher. Cobalt 58 was below the legal limit.

The electric company said it only conducted the test once and cannot tell the affects on marine life and sea water in the area.

The company said it will carry out more tests in wider areas.

Tuesday, March 22, 2011 05:08 +0900 (JST)


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