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米艦船が地中海到着へ、国防長官「リビア情勢で様々な選択肢」
2011年 03月 2日 08:32 JST
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[ワシントン 1日 ロイター] ゲイツ米国防長官は1日、リビア情勢について様々な選択肢を検討していることを明らかにした。長官は、米軍の艦船2隻がまもなく地中海に到着するとも表明。海兵隊員400人を派遣しており、必要に応じて、避難活動や人道援助に従事させる方針という。
長官は「様々な選択肢、不測の事態を検討しているが、具体的な行動についてはいかなる決定も下していない」と発言。
国連はリビアへの武力行使を認めておらず、北大西洋条約機構(NATO)内でも武力行使が必要かどうか意見が一致していないとも述べた。
長官は「われわれの仕事は、大統領にできる限り幅広い決定の余地を与えることだ」と述べた。
専門家の間では、米国やNATOはリビアへの直接軍事介入を望んでおらず、今回の艦船配備は象徴的なものとの見方が多い。
ただ、米国とNATOは、リビア上空に飛行禁止区域を設定することは検討している。
マレン米統合参謀本部議長はこれについて、極めて複雑な作業になると指摘。
「(飛行禁止区域を)設定する場合は(リビア空軍からの攻撃で)自らの身を危険にさらないよう安全確保の方策を編み出す必要がある」と述べた。
ゲーツ米国防長官:米艦船2隻、リビア近海に移動−海兵隊400人
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3月1日(ブルームバーグ):ゲーツ米国防長官は、リビアでの人道的活動と難民救済を支援するため、海兵隊員400人を乗せた米海軍の艦船2隻を地中海のリビア近海に向かわせていることを明らかにした。
ゲーツ長官はまた、今回の派遣は現在の危機においてオバマ米大統領に「あらゆる選択肢」を与えることにつながると述べた。その上で、リビアの最高指導者カダフィ大佐の部隊に対して軍事行動を起こすとの決定は下されていないと語った。
揚陸艦2隻を地中海に=対リビア、人道支援強調−米国防長官
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【ワシントン時事】ゲーツ米国防長官は1日、国防総省で記者会見し、混乱が続くリビア問題で、米海軍の2隻の揚陸艦を地中海に派遣したと発表した。
ゲーツ長官は揚陸艦には人道支援を行う能力があると強調。北大西洋条約機構(NATO)内ではリビアに対する軍事力行使について合意していないとも述べ、軍事介入には慎重な姿勢を示した。(2011/03/02-06:54)
リビアに圧力強化 カダフィ氏退陣促す 米、空母を移動
2011/3/2付 情報元 日本経済新聞 朝刊
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【ロンドン=岐部秀光】リビアのカダフィ政権に対し米国や英国が軍事力を背景とする圧力を強めている。リビア上空での飛行禁止区域の設定に向け関係国との協議に着手、米軍は空母の移動を始めた。政権側による反体制派への攻撃を妨げ、カダフィ大佐の即時退陣を促す狙い。ただ、中国やロシアは慎重な立場を示したうえ、米英ともに武力行使は避けたいとの思いもあり、事態打開への効果は未知数だ。(関連記事国際1面に)
欧州連合(EU)は1日、11日にリビア情勢を協議する緊急首脳会議を開く方向で検討に入った。米オバマ政権はリビア上空での飛行禁止区域設定に向け、クリントン国務長官らを通じて欧州各国などとの協議を本格化させた。米軍は中東地域に展開する空母エンタープライズの移動を開始、リビア周辺への配置を視野に入れる。空母カールビンソンもアラビア海域に待機している。
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