危うし山岡賢次、どうする輿石東。「組織対策費」でついに小沢神輿も脱線転覆か
2010-08-29




<「山岡賢次 組織対策費」検索ヒット計6件、該当記事引用>

首相、「違法性ないと信じる」。
2010/01/08 日本経済新聞 夕刊

 鳩山由紀夫首相は8日午前、一部報道で民主党の小沢一郎幹事長が党代表時代に組織対策費として党幹部に約22億円が支出されていたと指摘されたことについて「透明・不透明の問題はあるかもしれないが、これは違法性はないと私は信じている」と語った。その上で「当時の山岡賢次財務委員長がすべて判断したことであって、私は全く存じ上げていない」と強調した。首相公邸前で記者団に語った。


組織対策費:民主・小沢代表時、22億円を2議員に 会計担当へ、使途明かさず
2010/01/08 毎日新聞 朝刊

 民主党の小沢一郎幹事長が党代表に就いた06年以降、政治資金収支報告書が公開されている08年までの間に、党財務委員長だった2議員に「組織対策費」として計約22億円が党本部から集中的に支出されていることが分かった。一度に億単位の支出も繰り返されているが、受領した議員側には収支報告書への記載義務はなく、使途は不明。こうした支出は小沢氏の代表就任前にはなく、毎日新聞は支出の理由や使途を民主党に尋ねたが「回答できない」としている。(社会面に関連記事)

 同様の支出は自民党政権時も問題視され、01年に当時の森喜朗首相が政治資金規正法違反容疑で刑事告発された(不起訴)。国庫からの政党交付金を受領する党本部から使途不明の巨額資金を支出することは、情報公開を掲げる民主党の理念とも乖離(かいり)しており、説明責任が問われそうだ。

 政治資金収支報告書によると、組織対策費として民主党本部から議員側へ巨額の支出が始まったのは06年。同年4月に「偽メール問題」で前原誠司代表(当時、現国土交通相)が辞任、小沢氏が代表に就き、9月に無投票で再選されると旧執行部を刷新。新執行部が決まった同月25日、党の会計責任者である財務委員長になった山岡賢次衆院議員(現国会対策委員長)に6800万円が支出された。

 06年の支出はこの1度だけだったが、参院選で勝利した07年は山岡氏に8月までに計10回、1回当たり5000万〜2億5000万円、計16億円を支出。山岡氏は8月いっぱいで財務委員長を退いたが、11月〜翌08年4月にも計4回、1回当たり100万〜3000万円、計3510万円の支出があった。財務委員長を引き継いだ佐藤泰介参院議員には08年に計5回、1回当たり500万〜2億円、計5億3000万円が支出されていた。

 組織対策費の議員あての支出は他に、輿石東参院議員会長に07年9月〜08年11月の計4回、毎回1000万円で計4000万円が、選挙対策委員長を務めた鉢呂吉雄衆院議員に07年の計2回、計1500万円が支出されていたが、山岡、佐藤両議員への支出は突出している。それまで組織対策費は、主に弁護士への報酬や顧問料として支出されていた。

 組織対策費について民主党本部の報道担当は「法律にのっとり適切にやっている」と口頭で答えたが、文書回答を求めたところ「回答できないということでいい」と転じた。山岡氏の事務所は「回答はしない」、佐藤氏は「組織のために使った。政治資金規正法にのっとり、財務委員長として適切に処理した」とだけ述べた。【政治資金問題取材班】

 ■ことば

 ◇組織対策費

 政治資金収支報告書に記載する支出は「経常経費」と「政治活動費」に大別され、後者は組織活動費など六つに区分される。組織活動費の費目には会議費や旅費・交通費などのほか組織対策費があり、これは一般的に組織の拡充や強化を図るための経費とされ、領収書があれば個人あてにも支出できる。


組織対策費:新進・自由党でも75億円 藤井前財務相に31億円
2010/01/08 毎日新聞 朝刊

 ◇2議員は「知らない」


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