日本のツイッターにおけるチャルマーズ・ジョンソン現象に潜むプロパガンダ
2010-05-08


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カラスの名前で始めたばかりのツイッター。
そろそろ慣れてきたので使い方を絞り込む予定。私としては情報収集に徹するのみ。

それでも日本のツイッターに見られるあまりの偏りに呟きたくなる時もある。
その偏りとは大きく左側に傾いていること。

そもそもツイッターは極めて危険。政治的に利用されやすい。
すでに日本のツイッターもプロパガンダの場になっている。

ナチスの宣伝相ヨーゼフ・ゲッベルスが生きていたら、大いにツイッターを活用しただろう。
また「米国のヨーゼフ・ゲッベルス」ことカール・ローブもツイッターで「ささやき作戦」を披露中。

日本のツイッターの特徴はなぜか中国や北朝鮮に甘いこと。
その話題を意図的に回避しようとする傾向まで見られる。

よって民主党や社民党や共産党が組織的にツイッターを活用している可能性は否定できない。
各党「ツイッター・マニュアル」でも配布しているのだろうか。
こうした動きに出遅れた自民党も情けない。

この奇妙な日本のツイッターを象徴する珍事が発生。
それはチャルマーズ・ジョンソンをみんなでヨイショの不思議な光景。

「米軍に普天間基地の代替施設は必要ない!日本は結束して無条件の閉鎖を求めよ」
この過激なチャルマーズ・ジョンソン発言に群がる人たち。

ダンカイ星人の三種の神器である「反戦、反核、反米」。
それが現在の日本のツイッターにもしっかりと受け継がれていることがわかる。

中でも普天間移設問題に絡んで今また反米が大ブーム。
この現象はイラク戦争前後にも見られたもの。あの時もチャルマーズ・ジョンソンが担がれていた。

チャルマーズ・ジョンソンはリベラルを通り越した完璧な左翼。
私は彼を「ニューディーラー最後の生き残り」と呼んでいる。

最後のニューディーラーは「中国の脅威などは存在しない。それは国防総省や軍関係者などが年間1兆ドル以上の安全保障関連予算を正当化するために作り出したプロパガンダである。過去60年間をみても、中国の脅威などは現実に存在しなかった。」と語る。

プロパガンダの向こう側にもまたプロパガンダ。
共産主義の甘い誘惑が日本のツイッターを飲み込もうとしているかのようだ。

権力に立ち向かうのが大好きな人たち。
彼らが支持する民主党が権力を握ってからは途方に暮れる。
そこで発掘したのが検察という権力。ここぞとばかりにガブガブ噛み付いていた。

しかし、早くも鳩山内閣の支持率は危険水域の2割台へ突入。
ツイッターに群がるのも彼らが追い詰められている証。

左もまた理想が強い分だけぶち切れると怖い。
しかも、彼らが忌み嫌うネオコンとて「同じ穴の狢」であることに気付いていない。

財政危機のギリシャにおける抗議デモ激化の背景には伝統的な「嫌米」感情も潜む。
日本にも忍び寄るギリシャの恐怖。ここでも伝統的な「嫌米」感情が火を噴くのか。

日本における左のネオコン化。そして「1968」同様の暴走。
これにほくそ笑むのは中国。「戦わずして勝つ」という彼らの戦略が実を結ぶことになる。


<画像引用>

元CIA顧問の大物政治学者が緊急提言
「米軍に普天間基地の代替施設は必要ない!日本は結束して無条件の閉鎖を求めよ」
独占インタビュー チャルマーズ・ジョンソン 日本政策研究所(JPRI)所長
[URL]


<関連サイト>

ギリシャ抗議デモ激化、背景に緊縮策・嫌米感情
[URL]

園田義明 Y-SONODA (YS_KARASU) on Twitter
[URL]
[JAPAN]
[US]
[中国]

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