経済界で吹き荒れる鳩山鈍感政権批判
2010-03-19


それでも「国として放置すべきではない。バッシングは日本の産業競争力を損なう」と谷を送り込んだ「トヨタ問題を考える有志の会」代表の清和大教授、佐伯康子(54)は考える。問題視するのは、自国の基幹産業が攻撃されても情報の収集や発信に乗り出さない政権の感度の鈍さだ。

 民主党の選挙PRを03〜05年に担当した米フライシュマン・ヒラードの日本法人には「民主党にどう働き掛ければいいのか」という企業の相談がこの半年で増えた。日本版ロビイスト誕生を喜んでいいものか。自国の企業や団体と意思が通じない政権の下で、日本は世界に「NO」を突きつけられている。(敬称略)

「海外から批判されて黙っているのは良くない。『顔のない日本』から脱却しなければ」(ソニー会長=当時=の盛田昭夫。1992年、経団連での会見で)


 ジャームロス氏のインタビューなど関連記事を日経ネットPLUS(http://netplus.nikkei.co.jp/)に

「ロビー活動なしに政治は動かない」米ロビー会社代表ジャームロス氏
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