民主・公明接近の背後に中国の関与あり?
2010-03-03


禺画像]


2010年3月2日の日本経済新聞朝刊で世にも不思議な出来事が。
なんと「創価」が登場する記事が二つも。

民主党の小沢一郎幹事長が仕掛ける公明党・創価学会への接近。
その背後に中国の関与があることを暗示しているかのようです。


<関連記事引用(画像も引用)>

小沢氏、参院選へ独走、創価学会に接触?、自民切り崩し、民主内、反発強まる。
2010/03/02 日本経済新聞 朝刊 2ページ

 民主党の小沢一郎幹事長が単独過半数獲得という目標実現へワンマン体制で奔走中だ。公明党・創価学会への接近、自民党の切り崩し工作、定数2以上の複数区への複数候補の擁立推進……。参院選勝利こそ自らの資金管理団体を巡る政治とカネの問題の「みそぎ」になるとして小沢氏は迷いをみせない。小沢氏の独走に民主党内の反発も強まってきた。

 「小沢氏と公明党・創価学会幹部が接触したもようだ」。2月26日夜、小沢氏と学会幹部が都内のホテルで密談したとの情報が永田町を駆け巡った。そのホテルでは輿石東参院議員会長の姿も目撃されており、「輿石氏も同席しているなら、参院選とその後の協力のあり方まで話し合ったのでは」との観測が流れた。

 公明党幹部は1日、会談の事実を一斉に否定したが、その通り受け止める向きは少ない。公明党は予算審議で審議拒否に踏み切った自民党と一線を画した。非自民連立の細川政権、旧新進党時代には小沢氏とも協力関係を築いていた。小沢氏とのパイプを再び築こうとしても不思議はない。

 「近く参院選の公認を決めたい」。小沢氏は1日の民主党役員会で公明党・創価学会への接近も、政治とカネの問題を巡る発言も一切しなかった。自ら調整を進めている参院選公認候補を3日をめどに発表する段取りだけが淡々と決まった。

 政治とカネの逆風下で改選を迎える議員は、改選2以上の複数区に複数候補を立てる小沢氏の方針に不安を強めている。改選議員の一人、北沢俊美防衛相は2月末、地元長野市で複数擁立方針を「現状をよく把握すべきだ」と批判。東北地方の参院議員からは「2人立てた結果、現職が新人に負けてもいいのか。どちらが勝ってもいいと言うのなら民主党は人間を大事にしない政党だ」との悲鳴も聞こえる。

 参院選を控え、改選議員から生じた「小沢体制のきしみ」。小沢氏と距離を置く渡部恒三元衆院副議長は1日、都内の日本料理店で前原誠司国土交通相、枝野幸男行政刷新相、仙谷由人国家戦略相ら「七奉行」との会合を1カ月ぶりに開き、参院選の情勢は厳しいとの認識で一致した。


駐日中国大使程永華氏――日本勤務長く、政財界とパイプ(登場)
2010/03/02 日本経済新聞 朝刊 6ページ

駐日中国大使 程永華氏(55)

 中国外務省の日本語研修組のエース。日本勤務が長く、日本の政財界とのパイプも太い。3代前の駐日大使を務めた武大偉・前外務次官や、2代前の王毅・国務院台湾事務弁公室主任につながる知日派。日中関係は改善軌道にあるものの、東シナ海ガス田開発問題などで停滞感が漂い、日本人の対中感情もなかなか好転しない。具体的な成果を上げることを期待され、白羽の矢が立った。

 1954年9月、中国東北地方の吉林省生まれ。長春市にある名門の中高一貫校の日本語コースに通い、早くから日本語を鍛えた。72年の日中国交正常化後、初の正式な日本留学生の一人として、75年に創価大学へ留学。日本語に堪能で「日本人の思考方法もよくわかっている」(日本外務省幹部)とされる。2月28日に到着した成田空港では「飛行機の窓から富士山が見え、懐かしく思った。多くの友人との再会が楽しみ」と語った。

 77年から2000年までに計3回、在日大使館に勤務。00〜03年外務省アジア局副局長、03年駐日公使、06年駐マレーシア大使を歴任。08年10月から駐韓国大使を務め、北朝鮮問題にも詳しい。


続きを読む

[JAPAN]
[中国]
[宗教問題]

コメント(全2件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット