元秘書一斉逮捕の衝撃 石川知裕衆議院議員と池田光智元私設秘書を逮捕 大久保隆規公設秘書にも逮捕状
2010-01-15




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石川知裕衆議院議員と池田光智元私設秘書を逮捕 大久保隆規公設秘書にも逮捕状
01月15日 23時25分
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民主党の小沢幹事長の資金管理団体による土地購入をめぐる事件で、東京地検特捜部は、15日夜、会計事務を担当していた石川知裕衆議院議員と、後任の担当者だった池田光智元私設秘書を、政治資金規正法違反の疑いで逮捕しました。また、特捜部は、会計責任者だった大久保隆規公設秘書の逮捕状も取りました。

逮捕されたのは、民主党の小沢幹事長の資金管理団体「陸山会」で会計事務を担当していた民主党の衆議院議員の石川知裕容疑者(36)と、石川議員の後任の担当者だった元私設秘書の池田光智容疑者(32)の2人です。また、逮捕状が出ているのは、陸山会の元会計責任者で、西松建設の献金事件で起訴されている小沢氏の公設第一秘書の大久保隆規被告(48)です。東京地検特捜部の調べによりますと、石川議員は、陸山会が平成16年に東京・世田谷区の土地をおよそ3億4000万円で購入した際、購入代金に充てた資金を収支報告書に記載していなかったとして、政治資金規正法違反の疑いが持たれています。関係者によりますと、陸山会は収支報告書に、土地の購入は翌年の平成17年だと記載したうえで、土地の購入資金については定期預金を担保に金融機関から4億円の融資を受けたと説明していましたが、実際には、この融資を受ける前に代金が支払われていました。関係者によりますと、石川議員はこれまでの聴取に「土地を購入するため小沢氏から現金で4億円を受け取った」と説明し、収支報告書には記載していなかったことを認めていたということです。特捜部はこれまで3度にわたり事情聴取をしていますが、15日の夜に、あらためて石川議員に出頭するよう求め、石川議員はこれに応じて出頭しました。特捜部は、政治資金規正法違反の疑いが強まったとして逮捕するとともに、会計責任者だった大久保隆規公設秘書についても逮捕状を取り、今後、資金の流れの解明を進めるものとみられます。


小沢氏の「名代」大久保容疑者と、石川容疑者の“後輩”池田容疑者
2010.1.16 00:18
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 西松建設の違法献金事件で、政治資金規正法違反罪で公判中の小沢一郎幹事長の公設第1秘書、大久保隆規容疑者(48)。検察側は大久保容疑者が談合組織に「天の声」を出し、西松を含むゼネコン5社に多額の献金を要求してきたなどと指摘されたが、公判では一貫して起訴内容を否認、検察側との全面対決を続ける。

 大久保容疑者は岩手県の釜石市議を経て、平成11年の釜石市長選に出馬したが落選。その後、小沢氏の公設秘書になった。秘書の“まとめ役”として、小沢氏からも信頼が厚く、ゼネコンとの打ち合わせなどでは小沢氏の「名代」を務めることもあった。

 小沢氏の元私設秘書、池田光智容疑者(32)は早稲田大政経学部卒。小沢事務所では石川知裕容疑者(36)らの“後輩”として活動し、17年から石川容疑者の後任として陸山会の会計事務担当を務めていた。19年まで同職にあり、昨年10月に小沢氏の私設秘書を辞めていた。

 小沢氏の元秘書の間では「池田氏は(身体は)ちっこいが見どころのある人間。唯々諾々と従う人間ではなかった」と評判が高かったという。


石川議員逮捕、なぜこのタイミング? 最大の証拠隠滅「自殺」の恐れ…
2010.1.16 00:43
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 深夜の電撃的な逮捕劇だった。東京地検特捜部はなぜ、15日に石川知裕容疑者らを逮捕したのか。その理由には最大の証拠隠滅といわれる「自殺」に加え、国会開会直前で、3月末に時効を控えているという時期の問題もあるとみられる。


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