米国の白人たちの神は原爆投下を正当化?
2009-08-06


禺画像]
年齢別で原爆投下に対する支持が最も高かったのは55歳以上で、73%が「正しかった」と回答。一方、35〜54歳の支持率は60%、18〜34歳では50%に低下した。同研究所のピーター・ブラウン副部長は、「第2次世界大戦の惨禍を記憶している人は、トルーマン大統領(当時)の原爆投下の決断を圧倒的に支持している」とする一方で、「第2次大戦や冷戦を知らない世代ほど、原爆投下を支持しない傾向が強い」と指摘した。

 党派別では、共和党員の74%が支持したのに対し、トルーマン大統領と同じ民主党員の支持は49%(不支持29%)にとどまった。

 調査は7月27日〜8月3日にかけて、全米の有権者2409人を対象に実施された。


米国民6割が原爆投下肯定 若年層ほど支持低く
2009年8月5日 夕刊
[URL]

 【ワシントン=嶋田昭浩】1945年8月6日と9日の広島、長崎への原爆投下について、米国民の61%が「正しい判断だった」と考え、22%が「誤っていた」とみなしていることが4日、米キニピアック大学(コネティカット州)の世論調査研究所の調査結果でわかった。

 調査は、先月27日から今月3日にかけて全米の有権者計2409人を対象に行われた。男性の72%が原爆投下を「正しかった」と支持しているのに対し、女性の支持は51%。人種別では、白人の支持が66%に上る一方、スペイン語圏出身のヒスパニックの支持は44%、黒人の支持は34%にとどまった。

 年齢層別では、55歳以上の73%が原爆投下を支持、13%が不支持なのに対し、18歳以上34歳以下では50%が支持、32%が不支持だった。

 同研究所は「第二次世界大戦の恐ろしさを記憶している人々の大半が、トルーマン大統領(当時)の原爆投下の決断を『正しい』と考えているのに対し、第二次大戦や冷戦についてよく知らない若年層の支持率が低い」と分析している。

戻る
[US]
[宗教問題]

コメント(全6件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット