「原爆の日」とカトリックの動き
2009-08-02


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ローマ法王が日本にいらして、広島で捧げられた平和の祈りが強く印象に残っています。とくにその中で、法王が『それ(平和の祈り)は人々が武器と戦争に頼る時、苦しむすべての子供達の声だからです』とおっしゃって、平和を祈られたことは忘れられません。

1981年10月、47歳の誕生日を前にした美智子皇后陛下(当時まだ皇太子妃)の発言

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そりゃ、カトリックの人たちは来ますよ。
本当に広島、長崎を見せないといけない連中は他にいる。
残念ながら、この連中が来ない限り何も変わらない。


<関連記事引用>

国連議長、核廃絶の願いに共感 広島、長崎訪問を前に
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 【ニューヨーク共同】国連総会のデスコト議長(ニカラグア)は30日、8月上旬の広島、長崎両市の訪問を前に日本メディアと会見、被爆地の核廃絶の願いに共感を表明し「核兵器の完全にない世界に向け、共に行動したい」と強調した。

 議長は8月3〜9日の日程で訪日。東京で中曽根弘文外相らと会談後、原爆の日に広島、長崎の式典にそれぞれ参加。広島は何度か訪れているが、長崎訪問は初めてという議長は「被爆者とも会って話をする」と述べた。

 議長は米国による原爆投下を「神を欺いた最悪の行動」と非難。カトリック教徒として「広島、長崎の人たちに公式に許しを請いたい」と強調した。議長はカトリックの神父出身。

 また核兵器は現在、偶発的に人類を滅ぼしかねない「深刻な問題」になっていると指摘。米ロの核軍縮交渉など核廃絶に向けた動きがあることに期待を示し、行動次第で「人類を救える可能性は残っている」と述べた。


「被爆者に許し請いたい」=広島・長崎で核廃絶訴え−国連総会議長
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 【ニューヨーク時事】来月の「原爆の日」に合わせ広島、長崎両市を訪れる国連総会のデスコト議長は30日、邦人記者団と会見し、日本で被爆者と会い、キリスト教社会を代表して原爆投下について「許しを請いたい」と語った。同議長は滞在中、「核兵器の全くない世界」実現に向け尽力する決意を表明する。

 ニカラグア元外相のデスコト議長はカトリックの聖職者も務めている。同議長は会見で、原爆投下は「人類史上の悲劇」であり、二度と繰り返されてはならないと強調。広島に原爆を落とした爆撃機「エノラ・ゲイ」の機長は「命令に従っただけだった」と指摘する一方、両市民には許しを求めたいと述べた。

 デスコト議長はまた、「核兵器の完全拒否に向け、言葉だけでなく実際に踏み出すことができると期待している」と語り、前向きな兆候としてオバマ米政権とロシアとの核軍縮交渉を挙げた。(2009/07/31-06:08)


米神父ら「謝罪」の旅=広島、長崎平和式典に参加−被爆者と対面も
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 8月の広島、長崎原爆忌に合わせ、米国のカトリック神父らが来日し、被爆地への「謝罪」の旅を計画していることが1日、分かった。関係者によると、両市での平和式典にも参加し、被爆者とも対面する予定。米国内では依然、原爆投下を正当化する意見が多い中で、こうした試みはあまり例がなく、被爆者は「行為で示されることに敬意を表したい」としている。

 カトリック中央協議会(東京都)や長崎県の宗教関係者でつくる「宗教者懇話会」によると、来日するのは世界的なカトリックの平和団体「パックス・クリスティ」(本部・ベルギー)に所属する米国人神父3人と信者ら。6月までに「原爆を投下した米国人として、謝罪の気持ちを示したい」との意向が伝えられ、両市への訪問が決まったという。


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