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イスラエルのメディアはオバマ大統領就任までにガザ撤退完了させる見通しを伝えます。
そして、ガスプロムがウクライナのパイプラインへガス供給を始めたは、
20日午前10時(日本時間20日午後4時)。
バラク・オバマが連邦議会議事堂前での就任式で宣誓し、第44代大統領に就任したは、
20日正午(日本時間21日午前2時)。
オバマ政権誕生にあわせてイスラエル・ロシア両国は存在感を見せつけたということでしょう。
こうした中でロシアの冷凍ビームはオバマに向けられていました。
ストラットフォーのジョージ・フリードマンは、
イスラエル・パレスチナ対立はオバマ政権にとって大きな難問にはならないと。
オバマが直面する避けることのできない2つの危機とは、アフガニスタンとロシア。
この2つの危機はヨーロッパを巻き込んで、ある意味1つの問題なのだと。
対テロ政策の最前線と位置付け、
アフガニスタンの戦線強化に取り組む決意を示すオバマ。
しかし、ロジスティックを考えればロシアの協力なしでは不可能。
「アフガニスタンで協力してやってもいいぞ。その見返りに俺たちの影響圏に手を出すなよ。」
こう迫るロシア。
フリードマンは言及していませんが、
ロシアはオバマめがけて冷凍ビーム発射しながら、
「OPEC加盟やガス版OPEC創設でも文句言うなよ」と脅していたのでしょう。
ロシアがキルギスに対して米軍基地の閉鎖を命じさせたのも、これが背景にある。
とはいえ、ロシアの本当の狙いは、
米国をグレート・ゲームの罠に嵌めることではないかと。
戦火はアフガニスタンからイラン、パキスタン、インドに拡大、そして中国をも巻き込む。
中国が海軍力増強を打ち出しているのもグレート・ゲームを睨んだ動き。
プレーヤーたちが火遊びに興じている中で、新たな秩序が生れ落ちるのか。
このゲームでオバマ率いる米国は大火傷を負いそうな予感。
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